天満天神繁昌亭の、朝席のチケットがあるというので、
ちょっとムリして行って来た。
来年2月に天神橋筋商店街散策と繁昌亭落語鑑賞、という行事を
企画しているので、朝席とはいえ下見しておくのにちょうどええかな、と。

「天満天神繁昌亭」 は地下鉄南森町から歩いて3分ほどの、
大阪天満宮の一隅にある、落語の常打ち小屋。
ほっこりとした、なかなかエエ感じですねぇ。

なにわに落語の小屋を復活させたいと、多くの人々の
善意の寄付によって昨年9月に建てられたの。
朝席・昼席・夜席といつも落語を聴くことができる定席が天満にできるなんで
なんて素晴らしいことだろうか♪(*^o^*)yと大感激。

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今、NHKの朝ドラ「ちりとてちん」でも落語がテーマで、
この天神橋筋商店街界隈もロケ地としてよく出てくる。
落語がちょっとずつブレイクしだしている、そんな感じがする。v(=∩_∩=)

繁昌亭の中の壁には、今は故人となったかつて落語会で大活躍をした
はなし家さんたちの肖像写真が飾られている。
桂枝雀や森乃福朗、桂春蝶など懐かしいお顔が並ぶ。

朝席は若手や中堅落語家さん4人の出演。
桂三枝の弟子の桂三四郎、桂文枝(故人)の弟子の桂文昇、
桂米朝の弟子の桂勢朝、桂文珍の弟子の桂楽珍、といったラインナップ。
朝席は主に、貸切公演が多いらしいけれど、友達がもらったチケットというのも
読売新聞読者の会なんたらからの入手らしかった。(;^_^A 

席数250ばかりの小さな寄席なので、結構間近に演者さんのお顔や
仕草までもよく見えて、落語というものが楽しめる感じ。
今日の噺家さんの落語も、とてもおもしろかった。

客席の天井を埋め尽くす提灯と外観の瓦屋根に垂れ下がる提灯がとても
印象的なのだけれど、その数は1550個もあるという。
建築費用を寄付して戴いたお礼として団体・個人の名が記されているの。
建築費用約1億8千万円の大部分がこの寄付により賄われたそう。
大阪人、やるときゃやるんやなぁ、という感じね。(*^o^*)y

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♪大阪の笑いがここに繁昌亭